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本・DVDの最近のブログ記事

1960年代の日本の民家を若き大橋富夫さんが撮影していた。半世紀を経て懸案の写真集が出版され昨日記念のパーティがあった。まだパラパラとページを繰るだけしかしていないのだがすごい。収められた「屋根」をみるといかに豊かで手数と思いのこもった景観がこの国の各地にあったのかを知る。大変な資料である。安藤邦廣さんの文章がつく。原さんが挨拶で「70年代に離島を中心に歩いたが、遅かった」と話していた。ここにいたる道について考えざるを得ない。

先日当ブログで「那須の週末住宅」の外国雑誌の取材がありスタッフ等が立ち会ったと(5月22日付)書いた。その取材誌がMONOCLEという英国の雑誌である。この記事が掲載される最新号は早晩刊行されるであろう。MONOCLEは二年ほど前に創刊された比較的新しい雑誌であり東京にも拠点がある。そのスタッフがこの木造住宅に大変興味を持ってくれたことが今回の取材のきっかけであった。私へのインタビューはこれもうおがし銘茶で行ったが、ここにも同様興味を示してくれた。
さてそのMONOCLEだが、週末土曜の朝日新聞オピニオン欄「異見新言」に「雑誌の未来、編集者の顔を取り戻せ」との記事を寄せた仲俣暁生さんがMONOCLEにきわめて好意的なコメントを寄せていたのが目に付いた。多くの雑誌の衰退の中で「読む雑誌」として明確な編集ビジョンを持つMONOCLEがこれからの方向を示すものとして取り上げられていたのである。
取材があり、撮影があり記事ができる。その間こちら側のチェックは無い。記事は編集側の責任と裁量による。どのように纏められるか、気にもなるのではあるが。

婦人雑誌「ミセス」7月号の〈建築家のこころtoかたち〉という見開き二ページの連載記事、先日のうおがし銘茶でのインタビューが「前向きな課題が建築を作る」とタイトルされ記事になっています。おもに「うおがし銘茶茶銀座」「いわむらかずお絵本の丘美術館」「相模原の住宅」について。ご覧ください。

後半に学校建築が特集されている。そこに圓山さんが設計した「東京未来大学」が載っている。福祉を中心とするこじんまりとした大学である。足立区が廃校となった中学校敷地についてプロポーザル事業コンペを行い、圓山さんが参画するこの学校法人の提案が採用され実現したものだ。旧中学校校舎は耐震化されそのまま利用され、解体の運命にあったコンクリート校舎が延命している。。校庭であったところには新たに食堂、図書館、研究室などを収める棟が新設されている。うまいプログラムである。こうしたデザインは「難しい全体」DIFFICULT WHOLEのもつ楽しみ、と言えるように思う。条件はめんどくさいほうが時として面白い。
「意図的な貧乏」を楽しむ事が鍵になるのではないか。と考えたことがある。サンパウロでセスキポンペイア=建築家はリナボバルディ=を見た時だ。ドラム缶工場をコミュニティ施設に改修、積層した体育施設のみが新築だ。残さざるを得ないことがここだけの建築を生んでいる。「必然としての貧困」が極めて豊かな建築を作っている。「豊か」なわれわれはそれを意図的にしか獲得する事ができない、そう思ったのである。

住宅建築4月号が書店に並んでいる。先般訪れた「浦邸」が巻頭である。北田さんの写真がとてもいい。今回撮影のもののほか、以前のつたに覆われた姿もある。北田さん数度にわたり浦邸を撮影している。その厚みも誌上に現われている。私の訪問記も是非あわせお読みください。訪問記文章のみだがブログ「執筆原稿」に転載した

「住む。」No.25春、最新号が手元に届く。木造ドミノが掲載されている。連載の「家をつくらなら近くの山の木で」の中での記事であり、秋川の山の取材がある。

真鍋さんのブログに既にあるので遅きに失した感ありだが青森発の[A haus](アーハウスと読む)がすごい。今号は今和次郎と吉阪隆正二人のの師弟関係、青森との関係などを特集している。記事は綿密で発見的である。様々な地域に宝が様々にあり発掘を待っているのだろう、がメディアが東京に偏在、集中する 中でそれらに手が出ることがない。青森ではそれができている。弘前に前川展のことで伺った折に編集にかかわっておられる方々に会っている。心から敬意をはらいたい。折りしも「住宅建築」の最新号が巻頭で吉阪さん初期の住宅「浦邸」を特集し私が訪問記を書いている。。

この4月末で「いわむらかずお絵本の丘美術館」は10周年を迎える。本当に早い。ここでは絵本にかかわる展示のほか自然や農業などの多彩な活動がなされている。そしてこれからの10年を考えながらの様々な動きもある。エコミュージアムとしてのいわむら美術館、それを支えるNPO設立の動きもある。タイミングよく今、手元に届いたJIA関東甲信越支部機関紙「Bulletin」にいわむらさんの寄せた文章がある。建築のこととこの間の活動についてのとても丁寧な文章である。ここに転載させていただこう。

記事中インタビュー部分の文字原稿をブログ「執筆原稿」に掲載した。

PROUD「ヴィクトール オルタ」

新建築の季刊バイリンガル建築誌、JA69春号が「屋根の可能性」という特集、屋根に特長がある建築が10数例集められている。先号に続き「那須の週末住宅」が掲載された。今回は「敷地周辺を含めた断面図を」との依頼が編集部よりあり作図した。矩計図にも背景を書く加えるなどの手を入れた。

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