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日記の最近のブログ記事

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2009年2月7日(土)14:00~16:30

@TEPCO銀座館セミナーホール

「パッシブハウス」という言葉が欧州で急速に浸透している。自然エネルギーの活用割合を飛躍的に高めた「超省エネルギー住宅」である。その考え方を参考にしつつも、日本の気候風土や技術を活かす新たなチャレンジに建築家たちが動き始めている。実例紹介および設計者、コメンテーター、参加者によるディスカッションを通じて、課題や可能性などを明らかにしたい。

紹介作品:

「亀山双屋」

第8回JIA環境建築賞最優秀賞

「飯能の家」

第11回TEPCO快適住宅コンテスト最優秀賞

建築家:栗林賢次

コメンテーター:野沢正光

コメンテーター:寺尾信子

主催:東京電力株式会社

参加費:無料(予約制、定員80名)

チラシ兼申込書のダウンロードURL:http://www.kenchikuka-kyodo.com/seminar.htm

 

 

事務所のある世田谷の区役所、区民会館はご存知の通り前川さんの設計であり、なかでも特に質の高いものと思います。特に二つの建築とそれが作る「広場」は前川さんの民主主義へのオマージュでもあるのでしょう。成熟しつつある市民社会はこの景観を守っていく力になるはず。週末のシンポジウム、見学会に多くの方々の参加をお待ちしています。

-シンポジウムと見学会のご案内-
「半世紀を迎えた世田谷区民会館+区役所庁舎」

世田谷区民会館(1959年)と世田谷区役所の第一・第二庁舎(1961年・1969年)は、今から約50年前、時代の最先端のモダニズム建築として竣工しました。しかし、築後約50年が経過し、種々の問題も指摘されています。世田谷区が、平成16年度から3年間にわたり庁舎の調査研究を進め、とりまとめた「世田谷区庁舎整備調査研究報告書」では、改修と改築の比較検討を行なった結果、「機能面、施工面の比較では、改築を行った場合の方がメリットが大きい。経済面においては長期的視点で判断する必要がある」という位置づけがなされています。先般、区内の各所で開催された「庁舎問題報告会」では、区民から様々な発言がありましたが、その中には庁舎の文化面・景観面に関する質疑もありました。あまり知られていませんが、けやきの大木に囲まれて、落ち着いたたたずまいを見せる区民会館と庁舎の建築や外部空間は、日本を代表する建築家・前川國男の設計によるものです。そこで、半世紀を迎えた区民会館と庁舎を見学し、その歴史と現状を再確認し、これまでの50年間、区民会館と庁舎がはたしてきた役割と、これからの50年間の望ましい姿について考えます。
また、パネルディスカッションでは、地球環境温暖化対策が急務であるこれからの時代にふさわしい庁舎のあり方について、意見交換を行ないます。是非、ご参加ください。
        
日時: 平成20年8月2日(土)13時より
会場: 世田谷区民会館集会室(世田谷区世田谷4-2-27)
    (小田急線梅が丘駅下車、徒歩15分/東急世田谷線松陰神社前駅下車、徒歩6分)
参加費:¥500(資料代として)・・・先着220名まで
受付・開場           13時10分より
シンポジウム          13時30分より
 庁舎問題についての現状      世田谷区
 建築家・前川國男         松隈 洋(建築史家・京都工芸繊維大学准教授)
 世田谷区民会館・庁舎について   奥村珪一(建築家・元前川國男建築設計事務所)
パネルディスカッション     15時00分より 司会:野沢正光(建築家)
                  奥村珪一
                  松隈 洋
区民会館と私           井川嘉子(区民・世田谷区民合唱団副委員長)
 事例報告             世田谷地域会メンバー
 意見交換
見学会             16時30分より

主催 :(社)日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部 世田谷地域会
連絡先:世田谷地域会事務局 (有)黒木実建築研究室 TEL03-3439-4190 FAX03-3439-4726
            E-Mail:skyland@jcom.home.ne.jp
準備を進めてきた 「絵本の丘のなかま」がいよいよ活動を始める。第一回絵本の丘の自然観察会.8月9,10の土、日、二日間。三人の動物昆虫の[先生」もかけつける。もちろんいわむらさんも参加する。持参のテントで宿泊もよし、佐藤さんの農場の母屋でシェラフもよし。良い夏休みになるだろう。
「航研機=世界記録樹立への軌跡」という本をご存知だろうか。当事者の一人、富塚清氏の手になるあの名機についての著作だ。晩年に書かれたのだが刊行は1998年、遅れて出版されたという。私の手元にあるのは2006年の新装初版である。また氏のもうひとつの著作1980年刊行、岩波新書「動力物語」、これが「動力の歴史」と改題、2002年装いを改め再刊されている。どちらも刊行から数年を経ているが必読の良書である。目下の著作の資料として書棚から取りだし机上にある。エネルギーが問題になり資源が問われる。「動力」とは産業革命以降の社会を発展的に支えた基幹である。エンジニアであり学問の徒であった氏のリアルな記述に触れ考えることは実にどきどきするほどおもしろい。ともに三樹書房

先日 当ブログで紹介した東京中央郵便局の件である。シンポジウムが6月30日(18時―20時)建築学会ホールにて開かれることとなった。出身地富山のテレビ局が製作し北陸地区で放映された吉田の足跡をたどる番組もそこで観ることができるようだ。これも力作と聞いている。多くの方の参加を期待したい。

シンポジウム「日本における近代建築の原点-吉田鉄郎の作品を通して

6日坂本一成さんの38年前の「水無瀬の町屋」に行く。北側にアネックスが新たに加わったのだ。水無瀬も初めての訪問であった。コンクリートに銀ペイント、記憶のままの姿に不思議な驚きがある。アネックスは精緻な木造である。絶妙に対比的である。もちろん二つの住宅それぞれに一人の建築家の作為がある。ただそれがそれぞれにそれはどこまでなのか、それに戸惑う。前者は28歳の作為と偶然によるものであり、後者は今のそれだ。ここにも絶妙の対比があるのだろう。深く読むこと、憶測をすることの楽しさ、それから難しさと危険を思いながら楽しい時を過ごす。

休日。イタリア映画祭で上映されたタヴィアーニ兄弟「ひばり農園」を観る。1915年のアルメニアの話だ。アントニア アルスランの小説(邦訳名はひばり館、早川書房から刊行)を下敷きに、トルコによるアルメニア人虐殺の史実が描かれる。映画はもちろん話をシンプルにせざるを得ない。結果トルコ人将校とアルメニア人の女の話になる。後半の強制移住の道中についても不満が残る。小説の機微が幾分薄いのはしょうがないが残念である。「グッドモーニングバビロン」の視点がが面白かっただけに少々残念であった。ただ素材が重すぎた感は否めぬのだが。

芸大美術館でのデッサウ、バウハウスの展覧会が始まっている。次回講義の折、少し早く行ってじっくり観ようと思う。どんなものがきているのだろうか、期待したい。昨秋デッサウを訪れたばかりだ。ワイマールから移転したデッサウバウハウスは、驚くほど短い活動の後、ナチにより停止を命じられる。周知のことだ。ミースらは海外へ逃れる。そして施設は徹底的に破壊され見る影も無いものとなる。今日見る姿は最近見事に原状回復され再生されたものである。新築のように美しい。実に丹念に再生するものだ、と心から感心する。昨秋の興味の中心はカンディンスキーらの居住した、校舎に遅れ再生なった二棟の森の中の職員住宅にもあった。当時のスチールサッシの断面にそのために開発したごく薄いペアガラスを入れる、など姿を保全しながら性能を上げる試みにも感心したし、徹底した色彩復元の文化財再生技法にもおどろいた。しかもそれ等の仕事が市井の設計事務所の実務、ビジネスとして行われていることに、なおのこと驚いた。訪れたその事務所はタウトのアンクルトムズキャビン、ブリッツなど、息の長い原状回復の仕事をも多彩に手がけていた。ここでは再生、保存が都市の中の仕事として当然のものとして存在しているのである。

大学院特論、「環境計画論」の講義が始まっている。今年も昨年に続き学生が多い。学部から聴講にきている学生も混じる。何を話そうか、毎年考えながら、最初の日を迎える。こちらも在庫がそうたくさんあるわけでもない。以前書いた本を久しぶりにとり、つまんで読んでみると、今考えていることとほとんど同じことを言っていたりするありさまなのだ。
環境の話を今日的な話、トピックスとして話す人はいくらでもいるだろう。なんとか、技術史の中で、時間のなかの必然として、しかも面白い主題、今日のロジックとして話せないか、それも実作を作りながら考えている実感を伴ってと、考えるのだが。表層が建築の主題のように見える今、どのくらいの学生がタフなテクノロジーに興味があるのだろうか。それが問題ではある。

週末、いわむらかずお絵本の丘美術館であった。10周年。早いものだ。今年初めて前庭にこいのぼりが泳ぐ。97歳になったさんのお父上からの贈り物である。車椅子ではあったがそのご両親も東京から来た。会場は多くの関係する人によってあふれる。10年前の美術館、5年前のアトリエ、ともにかかわった大工薄井くん、当時の私の事務所スタッフ、それから計画が持ち上がった十数年前から支えてくれた馬頭の人たちなどなつかしい人たちも もちろん来ている。華やかなアニバーサリーとなる。池田直樹さん池田早苗さんの音楽会に始まり佐藤さん、大金さんの農園で収穫された作物が並ぶレセプション。とてもおいしい。これがどこにも負けない本当の贅沢だ。翌日曜、フィールドを散策。田んぼには水が張られ、寒冷紗に覆われたフレームの中の積み上げられた枯葉のプールにうどの葉が伸びている。若葉が勢いを増し、遅い鶯が鳴く。10年を経た建物は昨日と違わぬ姿である。アプローチのパーゴラのアケビの緑もすがすがしい。これからのここでの活動について話をしながら、今後の宿題を考える。ここまでの成果はここにかかわった様々な人のそれぞれの営為と工夫に拠っている。そのことがすばらしい。








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